大谷翔平が打率.306でリーグ3位に 打撃三冠獲得は「脚力」がカギ、内野安打の量産次第

公開日: 更新日:

仮に長打が出なくても…

 投打の二刀流をこなしているだけに、レギュラーシーズン終盤は疲労がピークに達するうえに、今季は満身創痍でグラウンドに立ち続けている。

 さらにエ軍は8月下旬から9月にかけて、メッツのシティーフィールド(ニューヨーク)、アスレチックスのオークランドコロシアム、マリナーズのT-モバイルパーク(シアトル)、レイズのトロピカーナフィールド(セントピーターズバーグ)など比較的、本塁打が出にくい球場での試合が少なくない。

 今後は球場の特性にも足を引っ張られ、打撃の調子が下降線をたどりかねないとはいえ、仮に長打が出なくても、平凡な当たりを内野安打にする脚力があるだけに打率を稼ぐのは十分に可能だ。

 内野安打といえば、現役時代、「安打製造機」の異名をとったイチローはシーズン最多安打記録の262安打を放った04年の内野安打が57本でリーグダントツだった。

 足にスランプはない。イチローほどではないにしろ、首位打者獲得は内野安打の量産がカギになりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった