大谷翔平は来季「一塁守備」も? 右肘手術から早期復帰の強打者がリハビリをサポート

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 ハーパー、大谷ともニール・エラトロッシュ医師の執刀を受けただけに、リハビリメニューなどは共有しやすい。ナ・リーグMVPを2度(15、21年)受賞した長距離砲によるバックアップはメリット大だ。

 5月に復帰したハーパーは今季、126試合に出場し、打率.293、21本塁打、72打点。故障で出遅れた分、本塁打、打点は伸びなかったが、ОPSは一流打者に位置付けられる.900だった。

 今季のハーパーはDHでの出場にとどまらず、36試合は一塁を守った。自ら守備に就くことで、今季、ナ・リーグ2位の47本塁打を放ったシュワーバー外野手ら同僚の負担を軽減した。

 大谷はリアル二刀流実質1年目だった21年、同僚の故障などの緊急時に7試合、左翼と右翼の守備に就いた。一塁の経験はないものの、当時のマドン監督の方針から、シーズン中にノックを受けるなど、ファーストミットを新調して守備練習に励んだこともあった。

 来季、打者で復帰しても、投手としてのリハビリもある。守備に就く不安もあるが、手術明けのハーパーがこなしたように一塁なら送球の負担はそれほどかからない。

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