原監督は全権指揮官として球団を私物化…現球団職員を東海大次期監督に根回し

公開日: 更新日:

 その人物は巨人の要職で部長などを歴任。今も球団職員を務めている。

「原監督だって忙しいだろうに、東海大の監督擁立のために、動いて根回ししていた。巨人は今年も苦戦を強いられる中、そんなことに労力を使って大丈夫? と大学関係者を心配させていた。案の定、辞めることになってしまいましたが……」(前出のOB)

 巨人の現職員を東海大の次の監督にしようなんて「球団の私物化」といわれても仕方がない。「全権」という油断と過信が、契約を1年残して足をすくわれる一因になったといえそうだ。 

 巨人は16日、阿部新体制で挑む来季の組閣を発表。二岡智宏二軍監督(47)がヘッド兼打撃チーフコーチとして一軍へ。西武のファーム投手コーチだった内海哲也氏(41)が投手コーチとして5年ぶりに復帰。二軍監督には桑田真澄ファーム総監督(55)が就任する。

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