大谷翔平「エンゼルスと2年契約」が急浮上! “二刀流”完全復帰まで移籍せず?
西海岸球団のスカウトもこう言った。
「右肘が万全なら勝てるチームに移籍するかもしれないけど、手術によって状況は変わった。大谷は来季、打者に専念せざるを得ない。二刀流が復活するのは2年後だけに、それまでは自分のパフォーマンスを発揮しやすい環境でプレーするのがベスト。そうなるとエンゼルス以上にやりやすいチームはないのではないか。エンゼルスであれば、あくまでもチームの中心選手として調整も含めて自分の好きなようにプレーすることができる。投打にフル回転して二刀流の真価を発揮、31歳のオフにFA市場に出るのが現実的だと思う」
ドジャースを最有力とした冒頭の「USA Today」の記者が18日に「エンゼルスは大谷の残留を楽観視している」と報じたのは、前出の代理人関係者やスカウトに共通する見方であり、情報があるからだろう。
■ネックの金も解消
「エンゼルスにとっても2年契約は好都合でしょう」と、特派員のひとりがこう続ける。
「大谷と契約延長するにあたって最大のネックはカネです。レンドン(33)には来年から26年までの3年間で約170億円、トラウト(32)には30年までの7年間で約372億円を払い続けなければならない。とてもじゃないが、大谷と800億円とも、それ以上ともいわれるカネが必要な長期契約を結ぶことは不可能です。けれども、2年間だけなら話は違ってきますからね」
金満球団によるマネーゲームどころか、フタを開けたら元サヤという可能性は十分ある。