亜細亜大・草加勝が誇る抜群の「ホップ成分」直球なのにミットが下から跳ね上げられた
大学を卒業する頃には一級品の投手になれる……と期待していた。
練習や日常の厳しさで有名な亜細亜大野球部で、草加投手のことだから、きっと4年間、コツコツ、地道に努力したのだろう。誰からも信頼される絶対的エースに、自らを高めてきた。
50メートル5秒台で走れる素晴らしいバネの持ち主だ。隠し持った潜在能力だって、素晴らしいものがあるはず。来季の早い時期から実戦力を発揮しながら、まだまだスケールアップできる逸材である。
▽草加勝(くさか・しょう) 岡山県生まれ。創志学園高では西純矢(現阪神)と同級生。2年夏に背番号「11」で甲子園出場も登板なし。亜大時代は通算11勝のうち完封6度。最速153キロ。右投げ右打ち。182センチ、75キロ。