11.7までエンゼルスに独占交渉権も…大谷翔平がFA市場に出るこれだけのメリット

公開日: 更新日:

 米大リーグは日本時間3日からFA選手による所属球団との5日間の独占交渉がスタート。渡米後、初めてFAになった大谷翔平(29)は、まずエンゼルスと7日まで交渉し、期間内に合意に達しなければ、エ軍も含めた全30球団との交渉が可能になる。

 今オフの大谷を巡っては米メディアの多くが、総額700億円から800億円の市場最高規模の契約になると予想。1日付のスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」によれば、ドジャース、メッツ、ジャイアンツといった資金力豊富な10球団による争奪戦が展開されるのは確実だという。

 エ軍のペリー・ミナシアンGMは総括会見で「我々はショウヘイが大好きだし、彼もこのチームを気に入ってくれている。長い間、ここでプレーしてもらいたい」と再契約に自信を見せた。

 もちろん、大谷がエ軍との独占交渉権期間内に合意する可能性もあるとはいえ、早々と決断せずにFA市場に出た方が得策なのは言うまでもない。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏が「今オフのFAマーケット最大の目玉だけに焦って契約する理由はありません」とこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…