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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

今季のMVPはPGAツアー進出を決めた「久常涼」で文句なし 欧州予選会から夢の舞台へ

公開日: 更新日:

 すでに新しいシーズンに入っている欧州ツアーでは、星野陸也(27)が開幕から連続2位となり、ポイントランクも2位と上々のスタートを切りました。久常と同様「欧州からPGA」を強く意識しているはずです。今月のPGAツアー最終予選会で出場権を獲得できなかった中島も同じ気持ちでしょう。

 1月にはアジアンツアーの最終予選会が行われ、アマチュアでダンロップフェニックスに勝った杉浦悠太(22)が参戦します。有望な若い選手の目が海外に向いていることは、メジャーでの上位争いや、ひいては松山英樹(31)に次ぐ日本の男子プロとして2人目のメジャー制覇につながるはずです。

 最後に女子プロについて一言。山下美夢有(22)の2年連続女王は立派でした。年々若い選手のレベルが上がっている女子ゴルフは、優勝争いや勝ち方の内容が問われる時代に入り、ファンの目も厳しくなるのではないか。日本のゴルフ界のためにもそうあって欲しいと思います。

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