打点王を取るため最終打席で狙って一発 最初で最後のタイトル獲得の舞台裏
いざ、シーズンが始まると、投手交代が早いことに驚いた。特に目の前の試合の勝ち負けしか考えられない野手からは「抑えているのに何で代えちゃうの?」という疑問が渦巻いた。後になって「年間を通して投げられるように体力的な計算をしていた」と分かるのだが、首脳陣からは何の説明もなかった。だから、10年後の第2次政権時には、パイプ役に徹することにした。
プロ生活はいいことばかりではない。忘れられないのは、今でもプロ野球記録となっている「18連敗」。この時は近藤昭仁監督が率いていた。
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