渋野日向子また「コーチ」を代えていた…スイングをコロコロ変えて今季に挑むその先は?
その渋野は、今年も苦戦が予想される。2019年の全英女子では、プロ入り前から指導を受けていた青木翔コーチと二人三脚で優勝。その青木コーチと20年末に別れ、約2年間はいろんな選手のアドバイスを聞いていた。その一人が石川遼だった。
ツアー関係者が言う。
「トップ位置を下げてフラットなスイングにしたのは石川の助言があったからです。あのスイングでは左足下がりやつま先下がりのライからボールがつかまりにくく、本人も悩んでいた。22年シーズンが終わり、再び青木コーチの元へ戻り、トップが高いスイングにしたが、左手親指を痛めた影響か、トップ位置は次第に前年のように低くなり、フラットなスイングに戻ってしまった。それどころか、聞くところによると、昨年一時帰国して参戦したサントリー女子オープンを最後に青木コーチには指導を受けておらず、今は多くの有名プロを教えるコーチとスイング改造に取り組んでいるそうです。コーチとスイングをコロコロ変えて、今季はどうなりますか」
今年は岩井明愛、千怜の双子の姉妹(21)に、原英莉花(24)や昨年10代で4勝の桜井心那(19)も年末の米ツアー予選会を受けることが予想される。今季の米女子下部ツアーにエントリーした馬場咲希(18)も、同ツアーのポイントレースで上位10人に入れば、来年は最高峰ツアーのメンバーに昇格する。