阪神・岡田監督 佐藤輝明「三塁レギュラー白紙」の深謀遠慮…遅刻癖、緩慢プレーにかねてより苦言
以前、田中前監督は佐藤輝について「マイペースな性格なので、もっと欲をもってガツガツとしたところを出してほしいと思ったことがある」とした上で、「いいものはいい、ダメなものはダメと、4年間ずっと言い続けてきた。本人はうっとうしいな、と思ったこともあったでしょうけど」と苦笑いを浮かべていた。が、仁川学院高時代は無名だった佐藤輝が大学4年間で大きく成長を遂げた背景には、恩師の厳しい指導があった。
佐藤輝はプロ入り後も、集合時間に遅刻したり、緩慢なプレーを見せることがある。昨季6月には不振で二軍落ちし、7月終了時は打率.220と低迷。しかし8月以降は打率.330をマークしてリーグ優勝に貢献した。その間、岡田監督は事あるごとに佐藤輝に苦言を呈し、奮起を促した。
三塁レギュラーの白紙によって佐藤輝が奮起すれば、リーグ連覇の追い風になりそうだが……。
◇ ◇ ◇
関連記事【もっと読む】…では、佐藤輝明がどのように育ってきたのか、佐藤の父に徹底取材した内容を詳しく報じている。中には、「高校時代にベンチプレスを置くため勉強机を取り払った」など衝撃的なエピソードがふんだんに散りばめられている。阪神ファンは必読だ。