西武投手コーチだった八木沢荘六さんがロッテ監督に 常勝西武の緻密なデータに衝撃を受けた
当時の池辺巌打撃コーチに「今年はオールスターに出ろよ」と言われ、中西監督代行と2人に打撃指導をしてもらうと、この年は打率.290、17本塁打、75打点。球宴に初選出された。中西代行は打撃コーチとしての腕は確かだったが、監督としてはこの年限り。95年はボビー・バレンタイン、96年は江尻亮監督、97、98年は近藤昭仁監督と、毎年のように指揮官が交代する低迷期だった。(つづく=21日17時公開予定)