ソフトバンク一塁争奪戦の勝者はやっぱり山川穂高…中村晃とはポジション争いにもならず
だが、山川は本塁打王3回、打点王1回の長距離砲。右の強打者はチームの補強ポイントで、V奪回にはさらなる打線の強化が必須というフロントの判断のもと、ファンからの批判を覚悟で獲得した。条件も4年契約で総額20億円(出来高を含む)の大枚をはたいたうえに、年齢も中村よりも若いとなれば、首脳陣がどちらを選ぶかは聞くまでもないだろう。
「中村は外野も出来るので潰しが利く。山川は一塁かDHしか出来ず、後者に定着すれば前巨人のウォーカーを獲得した意味がなくなる。一塁争奪戦の結果は、初めから決まっていたようなものです」(球団OB)
そもそも、ポジション争いにすらなっていなかったのかもしれない。