ソフトバンク一塁争奪戦の勝者はやっぱり山川穂高…中村晃とはポジション争いにもならず
ある意味、当然の答えだろう。
オフに西武から山川穂高(32)がFA移籍したソフトバンク。昨季まで主に一塁を守っていたベテランの中村晃(34)とポジション争いをすることは避けられず、メディアも「競争」「火花」とあおっている。
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しかし、本当にそうか。村松有人打撃コーチがこう言った。
「普通にやれば厳しい状況に追い込まれているということは、中村本人が一番わかっているはず。それに中村は自分のことだけに集中できるベテラン。あせらず、調整をしているのではないか」
中村はソフトバンクの誇る左のベテラン安打製造機で、昨季も、打率.274、140安打をマーク。一塁守備にも定評があり、昨季まで4年連続ゴールデングラブ賞を獲得している。山川も「守備ではどうあがいても勝てない。ヒットを打つ能力もかなわない」と話していた。