巨人正捕手・大城卓三にFA行使の現実味…意外に低い球団評価、台頭しつつある後輩が流出に拍車

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 しかし、阿部監督は就任直後、捕手の併用プランをブチ上げ、キャンプ中には昨季までのリードへの不満から、捕手陣に『ストライクゾーンに構えろ』と指示した。基本的には大城が先発マスクをかぶるにせよ、阿部監督が二軍監督時代から手塩にかけてきた岸田行倫(27)の出場機会が増えるのは間違いない。高卒5年目の山瀬慎之助(22)も阿部監督の肝いりの一人で、一軍キャンプに抜擢され英才教育を施されている。その状況を大城がどう感じるかです」

 大城は「打てる捕手」として、他球団からの評価が高いという。

「打撃に関しては、オリックス森友哉に次ぐレベル。時にリードを批判されることはあるけれど、投手の実力に左右される部分も大きいですからね。年俸は1億3000万円とそこまで高くないし、どの球団も欲しいでしょう」(同)

 打てる捕手の価値が高いのは、森が西武からFA宣言し、オリックスと4年総額20億円規模の大型契約を結んだことからも明らかだ。巨人の打てる捕手の動向を、他球団は大いに注目している。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイの人気コラム「プロ野球 監督・コーチも大変なんです」では、すでに巨人の内海哲也コーチが登場。「選手の時より気を使う」と話したワケとは…。

●関連記事【巨人・内海コーチ】…からつづく。

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