巨人・岡本和真の変貌ぶりを阿部監督も大絶賛!「三冠王」獲得へ2つのモチベーション

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 今村球団社長は以前、「今のヒーローの条件は『世界』。ファンの方が『行ってこい』と言うのか、『無理だろ』と思うのか。民意だと思う」とポスティングを認める基準を明かしていた。

「民意」を動かし、球団に認めてもらう成績。22年にヤクルト村上宗隆(24)が達成した「三冠王」なら間違いないだろう。そんな岡本和のメジャー志向は、村上の動向とも密接にリンクする。

 現在3年契約2年目の村上は、契約が終了する25年オフにポスティングによるメジャー移籍を容認されている。さる球界関係者がこう明かす。

「認められたのは2年後だが、村上は近しい関係者に『今オフにメジャーに行きたい』と漏らしている。現行の『25歳ルール』が緩和されれば、今オフにも挑戦をしたい。そうなった時は、契約途中でも破棄できることになっているのでしょう」

 日本を代表する岡本和と村上の両大砲が今オフ、同時にメジャー市場に出るかもしれない。同じ「大砲」で「三塁か一塁」とポジションも重なる。年下の村上には絶対に負けられないというモチベーションも大きいようだ。

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