三笘薫が完全復調で移籍金うなぎ上り! 冬の欧州移籍市場「200億円」ビッグディールの条件

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ゴール、アシストの両方で2ケタに近い数字を

「三笘は23年10月に5年・年俸総額40億円で契約を延長し、移籍金は96億円に設定されていると現地で報じられた。そもそもブライトンは移籍金をはね上げるのが上手なクラブとして知られている。たとえば同8月、当時21歳のエクアドル代表MFカイセドが英プレミアのチェルシーに移籍金184億円で買われたが、ブライトンは欧州の複数の金満クラブが注目している状況を踏まえ、カイセドに対して移籍金の増額を持ち掛けた上でチェルシーに高値で売り飛ばすことに成功した。三笘も今後のリーグ戦と日本代表での活躍によっては、移籍金相場がカイセドを上回る200億円級になっても不思議ではない」

 莫大なカネが動く大商いが成立するにはいくつかの条件が付く。

 元ワールドサッカーグラフィック編集長・中山淳氏が「ゴールとアシストを増やすことが絶対条件となります」とこう続ける。

「左サイドをドリブルで自在に打開していく能力の高さはすでに欧州全体で高く評価されていますが、移籍金が高騰していく条件としてはやはりゴールとアシストという<目に見える数字>を上げる必要がある。三笘は英プレミア開幕のエバートン戦で先制ゴールを決め、2節のマンチェスター・ユナイテッド戦では先制ゴールを呼び込むアシストを記録している。冬の移籍マーケットが閉じる1月31日までに三笘はゴール、アシストの両方で2ケタに近い数字を残したい」

 三笘の契約満了はまだまだ先。契約の残り年数が「長ければ長いほど移籍金は高額になる」とは前出の中山氏。クラブでも日本代表でもゴールとアシストをバンバン決めて、年明け1月には巨額の移籍金で驚かせてほしいものである──。

  ◇  ◇  ◇

 ロケットスタートを切った日本代表の命運を左右する「5人の重要人物」とはいったい誰か。「頭痛の種」とは。いま、チームで何が起きているのか。

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