巨人がマエケン獲得へ!カープ復帰は望み薄《夫人も在京志向できっと巨人》と広島OBも悲観的

公開日: 更新日:

金銭の勝負になればチームは限られる

 メジャー球団の場合、たとえ契約が残っていても、枠を空けるために選手との契約を解除することが多々ある。前出の関係者が続ける。

「日本に帰国する可能性が浮上しています。古巣の広島はもちろん手を挙げるでしょうが、本命は巨人です。菅野の穴埋めは前田クラスじゃないと務まらない。前田は21年にトミー・ジョン手術を受けていて、新しい腱がなじむまで時間がかかる。過去に手術を受けた投手を見ても、自分でボールを操れる感覚になるまで2、3年かかるだけに、来年あたり、投球の精度が高まる可能性がある。現在、日米通算165勝の前田は200勝を大きな目標としているので、先発を確約してくれる日本復帰を望む可能性はあります」

 実際、古巣・広島の球団関係者はこう証言している。

「マエケンが日本に帰ってくるとしても、カープには戻ってこない気がします。(カブスの鈴木)誠也はオフになると必ずマツダスタジアムに顔を出してオーナーやみんなに挨拶して、球団施設での自主トレも認められています。でも、マエケンは球団の施設には寄り付かない。ずっと東京にいるんでしょうね。チーム内ではカープに帰ってこないんだなと思われている。きっと巨人でしょう。坂本とか仲のいい選手がいっぱいいるし、千葉出身の早穂夫人は在京志向だと聞いたことがあります。何よりマエケン本人がミーハーなタイプですから」

 今オフ、タイガースからリリースされて日本球界復帰となれば、来季はタイガースから年俸15億円が保証される。

 そのため、日本の複数球団が調査を進めているが、金銭の勝負になれば、獲得できるチームは限られる。

 巨人は4位に終わった昨オフ、FAで山崎福(日本ハム)、今季中もメジャー帰りの筒香(DeNA)取りに動いている。本懐を遂げられなかった今オフも、巨人は大物取りに動くーー。

  ◇  ◇  ◇

 菅野がメジャー挑戦を表明したせいで、もともと今オフにも海を渡ると見られていた岡本だが、それを見送ることになりそうだ。いったいどういうことか。なぜ、菅野の去就が関係しているのか。いま、巨人で何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース