佐々木朗希はラスベガスでの「一攫千金」に現実味…《スモールマーケットを選ぶだろう》と米メディア
メジャー順応に猶予期間、積極補強の追い風
「アスレチックスは補強に多くの資金を投じずに、自前で選手を育成してチームを強化する。現状は20年を最後にポストシーズンから遠ざかっており、22年から2年連続で100敗以上を記録してア・リーグ西地区最下位。今季も69勝93敗と大きく負け越し、4位に終わった。チームは若手主体で再建期にあり、マイナーには有望株が少なくない。サクラメントでの3年間を選手の育成期と位置付ければ、佐々木に過度な期待、重圧はかからず、メジャーに順応する猶予も与えられるはずです。登板間隔を十分に空けたり、年間投球回数の制限などの配慮も受けられるでしょう。ロッテ時代はケガがちで、165キロのストレートを投げる佐々木は故障リスクが高い。その意味でもアスレチックスは好都合といえます」
アスレチックスにとっても、新天地に移転する以上、戦力の上積みに着手するのは当然。今季、アスレチックスの年俸総額は30球団最少の約94億円。地元メディアによれば、ジョン・フィッシャー・オーナーはラスベガス移転元年のポストシーズン進出を見据え、補強費や人件費を惜しまない方針という。
「佐々木もサクラメントでの3年間でメジャーに適応し、ラスベガス移転1年目のメジャー4年目に結果を残せば、FAになる30年を待たずに、大型契約を勝ち取る可能性はあります。アスレチックスはラスベガス移転後のスポンサー獲得が順調で、フィッシャー・オーナーは移転を機に球団の市場価値を高めて将来的な身売りも検討しているといわれています。こののまま球団ビジネスがうまくいけば、サイ・ヤング賞級のパフォーマンスが期待できる佐々木は早くして、少なくとも10年300億~400億円規模の契約が見込めると思う」(前出の友成氏)
佐々木はカジノで潤うラスベガスで一獲千金が期待できるというのだ。
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佐々木は「生意気」と言えるほどの強靭なメンタルの持ち主だ。それを象徴するようなエピソードがある。ウエートトレーニング中に同僚から「そんな軽いのを上げているんだ…」と声をかけられた際の「驚愕の返答」とはいったいどのようなものだったのかーー。
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