交通規制で配送業者は悲鳴、ごみ大量投げ捨ても…駅伝・マラソン真っ盛りの裏で泣いている人たち
ドライバーは続ける。
「正月や日曜日も仕事をしている人はたくさんいる。大阪は今年、1月に大阪国際女子マラソン、2月に大阪マラソン、3月に大阪・関西万博開催記念のエキスポ駅伝が行われる。2月の泉州国際マラソンが公道で行われなくなったからよかったという声もある。いずれにせよ、地元のドライバーは仕事がやりずらいと思いますよ」
毎年4万人弱が参加する東京マラソンは、男子ランナーが道路脇の植え込みに向かって「立ちション」をしたり、ごみの大量投げ捨てがネットで取り上げられ問題になったことがある。昨年は交通規制の影響により、製造と配送業務を休んだ都内の仕出し業者もあった。
マラソンや駅伝選手は、必死になって公道を走っているが、地域の人たちの迷惑の上に大会が成り立っていることを忘れてはならない。
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ところで、駅伝といえばケニア人留学生の活躍が話題になるが、彼らはどのような待遇を受けて学生生活を送っているのか。その「知られざる実態」とはーー。
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