佐々木朗希 名門ドジャース入り「最大のメリット」は…付きまとう故障の懸念に万全の備え
今オフのFA市場の目玉として、20球団以上から関心を寄せられ、最終的にドジャース入りを決断した佐々木朗希(23)。
1月の入団会見でドジャースを選んだ理由について「総合的に一番良かったという判断です」と説明した。ド軍はメジャー屈指の資金力を武器に戦力を充実させ、8度目の世界一になった昨季まで12年連続ポストシーズン進出を果たしたナ・リーグを代表する強豪だ。選手への待遇も厚く、大谷翔平(30)とプロスポーツ史上最高額となる10年約1015億円、山本由伸(26)と投手史上最高額の12年約455億円で、それぞれ契約したように、好条件での契約延長も決して不可能ではない。
「総合的に判断すれば」ドジャースが最適な球団といえるが、名門球団への移籍による最大のメリットは健康管理だろう。
佐々木は球団選択に際し「日本人が在籍しているかどうかは、決断する上で重要視はしなかった」と明かしたが、大谷と山本の2人は先発投手としてはもちろん、メディカルトレーナーとしても心強い存在になるのは間違いない。