巨人オコエ瑠偉が師匠・坂本勇人から盗みたい「内角攻め攻略」の高等技術
巨人のキャンプでオコエ瑠偉(27)が目立っている。
18日のDeNAとの練習試合で「5番・中堅」で出場し、2打数1安打2四球で3出塁をマーク。安打は内角低めの直球を逆方向の右前へ運んだもの。「内角を待っていた。今練習でやっていることはできた」と胸を張った。
中堅の守備でも快足を飛ばして左中間への当たりをランニングキャッチ。一塁から好走塁も見せ、自慢の足もアピールした。
“先輩”も目を細めている。阿部監督は丸、ヘルナンデスを外野の有力なレギュラー候補とし、残り1枠を「みんなで奪い合って欲しい」と話している。そんな熾烈なレギュラー争いを勝ち抜くため、オコエは2年連続でオフに坂本勇人(36)の自主トレに参加した。
「背水の陣」として臨んだ昨季は自己最多の68試合に出場し、打率.261、3本塁打、13打点。9月のDeNA戦でサヨナラ本塁打を放つなど、存在感を発揮した。オフに面倒を見てもらった「師匠」に感謝しきりだったが、今回は明確な狙いがあったという。さる巨人OBがこう言った。