佐々木朗希ライブBP初登板で安打のエドマン太鼓判も…球威が増すほど高まる「右肘故障」リスク

公開日: 更新日:

 ロッテ時代の2023年4月に日本人投手最速タイの165キロをマークした佐々木だが、今年1月22日に放送されたNHKの「クローズアップ現代」で、入団1年目の20年に右肘周辺の神経が炎症を起こしていたと明かした。週刊文春(2月20日号)のインタビューでも、このことについて触れており、毎年のように戦列を離れたのは、メジャー移籍に備えて肩を温存したわけではなく、右肘に不安を抱えていたからだと語っている。

 移籍1年目の今季は不慣れなメジャー公式球や日本と比べて硬いマウンドに加え、初めて経験するピッチクロック(投球間の時間制限)にも対応する必要がある。投球間隔が短いピッチクロックは多くの投手から不満の声が上がっており、23年9月に2度目の右肘手術を受けた大谷も「短い時間で多くの仕事量をこなすのは、負担自体は間違いなくかかっていると思う」と警鐘を鳴らしている。

 調整が進めば進むほど、佐々木の右肘の故障リスクは高まるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、山本由伸の親とも親しい佐々木の母親とは、いったいどんな人物なのか。昨オフは佐々木と一緒になって「メジャーに行かせてくれ!」と泥沼交渉劇を繰り広げたが、なぜ「母親」が首を突っ込んでいたのか。当時の全内幕とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳細に報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853