ドジャース佐々木朗希の右肘に忍び寄る故障の足音…恩師も「たぶんすると思う」と危惧
佐々木の昨年までのボスであるロッテの吉井監督は去る1日、TOKYO FM「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」にゲスト出演。佐々木に関してこう言っている。
「ドジャースは育成のシステムがしっかりしているので。大丈夫だと思います」「故障はたぶん、するとは思うんですけども。故障したとしてもちゃんと復帰させるプランも持ってますし、大丈夫だと思います」
教え子の活躍を心から願うと同時に、ケガを危惧しているのだ。
佐々木の次回登板は中6日、12日のガーディアンズ戦に今度は先発で登板する。首脳陣の評価を確定させるためにも、次回もアクセルを目一杯踏み込むことは確実。東京ドームでの先発はグンと近付きそうだが、エンジンを吹かせば吹かすほど、右肘が受けるダメージは膨らむ。
ア・リーグのスカウトによれば、「メジャーで肘の靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受ける投手の多くは、160キロ超のストレートを投げる速球派。肘に負担がかかるのはスプリットやスイーパーなどの変化球より何より、速い球を投げること」だという。