ドジャース監督、選手に「大谷の七光り」の恩恵…イベント、CM出演に「名誉市民」の称号まで
このほか、ベッツはドジャースとパートナー契約を結んでいる伊藤園のイベントに出席するため、1月下旬に夫人同伴で来日。今月16日には、2度サイ・ヤング賞を受賞した新加入のスネルと元マリナーズの岩隈久志のトークイベントが予定されていた(体調不良でキャンセル)。これはスネルがシアトル出身で元マリナーズファン。岩隈がマ軍のエース格だった関係で実現したものだが、その根底にあるのは「大谷の七光」だ。
大谷はエンゼルス在籍時から日本の国民的ヒーローだったが、二刀流でフルに活躍できるシステムを作りあげた知将マドン監督や二枚看板の片割れだったトラウトに日本の広告業界が注目することはなかった。同様にイチローがマリナーズで目を見張る活躍をしても名将ピネラ監督にCMの話が舞い込むことはなかった。こういった事実から「ドジャース」というブランドのとてつもない大きさを感じずにはいられない。