“忍者”FW前田大然は森保Jの秘密兵器になるのか…スーパーサブからますます増す存在感
「現代表で点を取ることに関して旬なFW」
同年8月に横浜Mへの移籍が決まり、翌21年には23ゴールを挙げて得点王。年末にスコットランド1部セルティックへの移籍が発表された。快速サイドアタッカーとして23年の3冠などに大きく貢献。
今季は途中から1トップを務めると公式戦42試合で28得点とゴールラッシュ。乗りに乗っているストライカーなのは確かだ。
「前田のストロングポイントは、圧倒的なスピードで相手DFの裏を突いてゴールを陥れるところですが、瞬間的なスピードだけではなく、スピードを保ったまま20~30メートル走って相手ボールを奪取したり、攻守両面でチームに貢献できる。前田は現代表で点を取ることに関して旬のFWと言えます。森保ジャパンの貴重な戦力として存在感は大きくなっています」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
現在の森保ジャパンで、1トップの不動の1番手はFW上田だが、右足首捻挫で離脱した。この日はゴールこそ決められなかったが、前田は後半途中に投入されるスーパーサブから、1トップ争いに食い込みつつある。
ゴール前に素早く忍び寄ることで「忍者」の異名を持つスピードスターが、来年の本大会で秘密兵器となってもおかしくはない。