『「肩こり」が芯からほぐれる本』井手淳二著

公開日: 更新日:

 肩関節の専門医が、効果抜群の肩こり解消法を紹介する。

 肩こりとは、肩が下がる格好がもっとも大きな原因になるという。肩の位置が下がると胸の位置も下がり、背中も丸まってくる。すると、肩周辺の筋肉は絶えず引っ張られた状態となり、肩を疲労させ肩こりを生む。特に、肘掛けのない椅子に座り、脇を開いた状態でデスクワークをしている人は、肩の位置が下がる姿勢を日常的に取っていることになり、慢性的な肩こりになるそうだ。

 これを解消するには、肩の僧帽筋を動かして血流を良くするのが一番。両肩をゆっくりと上げ、やや後方に回しながらゆっくりと下ろす動作を20回ほど繰り返すだけで、肩の緊張はすっきりと取り除かれるはずだ。
(三笠書房 580円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇