3兄弟の長男で京都大学に現役合格した著者が公開する、父親の常識外れの子育て、勉強術。
「自分の子どもは自分の力で育てる」がモットーの「オヤジ」は、子どもたちが小中学生の頃からマンガやゲームを理由に学校を休むのを容認。一方で、歴史や科学などのマンガや雑誌をはじめ、教養番組やドキュメンタリー、映画を録画した大量のビデオを与え、さらにユニークな友人たちを次々と家に連れてきて3人に触れさせた。3人はそれらすべてを家庭教師として育つ。3人がどのように当時感じていたかも紹介しながら、子どもの「知的探求心」に火を付けるそのユニークな家庭教育の実践を紹介。
(徳間書店 1400円)