「この温泉で10年寿命が延びる!」野口冬人、竹村節子著

公開日: 更新日:

 年を取っても病気知らずでいたいが、運動は苦手だしおいしいものを食べるのを我慢するのもつらい……。そんなあなたにお勧めしたいのが、温泉の活用だ。日本で古くから行われてきた湯治の効果は現代医学でも解明され、さまざまな体調不良に効果を発揮することが分かってきた。本書では、北海道から九州まで、ゆっくりと湯治できる温泉を、糖尿病、痛風、動脈硬化など効能別に紹介している。

 塩分を控えてもなかなか改善しない高血圧に悩まされているなら、栃木県那須塩原市にある板室温泉の「大黒屋」がいい。36.6度と43.9度の2種類の源泉を混ぜて使用しており、ぬる湯が特徴。30~40分も入浴し続けられ、副交感神経を刺激して血圧と脈拍の上昇抑制が期待できるそうだ。

(実業之日本社 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  3. 3

    「65歳からは、お金の心配をやめなさい」荻原博子著

  4. 4

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  5. 5

    タモリが「歌う日露戦争」と評した圧巻の紅白歌合戦パフォーマンス

  1. 6

    高額療養費問題が参院選を直撃か…自民が噴出「立憲の凍結案のまざるを得ない」に透ける保身

  2. 7

    大阪万博パビリオン建設は“24時間体制”に…元請けの「3月中には完成させろ!」で危惧される突貫工事の過酷労働

  3. 8

    西武・西口監督が明かす「歴史的貧打線」の原因、チーム再建、意気込み、期待

  4. 9

    松本若菜に「小芝風花の二の舞い」の声も…フジテレビ“2作連続主演”で休めない“稼ぎ頭”のジレンマ

  5. 10

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉