ついに現実となったトランプ大統領候補 その“経歴と素顔”

公開日: 更新日:

「D・トランプ 破廉恥な履歴書」ジョン・オドンネルほか著 植山周一郎訳

 書名だけ見ると激しいトランプ批判のようだが、実はかつてトランプ所有のカジノ・ホテルで社長だった人物が、不振を理由にクビになったあとで出した暴露本の再刊。

 トランプの唯我独尊ぶりから300万ドルのギャラに引かれてトランプ・プラザでソロライブをやったローリング・ストーンズがいかにガメツイかまでよく分かるものの、政治の話はほとんどない。だが、以前テレビでトランプにインタビューした訳者は「ブランディングの天才」とほめ、共和党首脳の批判をよそに統一候補になるだろうとし、ヒラリーとの一騎打ちでも「意外な接戦」と予想している。(飛鳥新社 1204円+税)


【連載】NEWSを読み解く今週のキーワード

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  4. 4

    金田ロッテはキャンプ中に「生理(性処理)休暇」を堂々と導入!監督就任翌年に日本一を達成した

  5. 5

    故みのもんたさん 闘病生活の中で本紙に語っていた「老い」と「人生最期の願い」

  1. 6

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希まさかの「先発白紙」はむしろプラス…《メジャーレベルではない》の声も

  3. 8

    山田涼介のソロ活動活発化で“亀梨和也のトラウマ”再燃…Hey! Say! JUMPファン戦々恐々

  4. 9

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇