「探偵はここにいる」森秀治著

公開日: 更新日:

 テニスプレーヤーを目指していた小暮哲は、新聞に挟み込まれていた大手探偵社の求人チラシを見て、探偵になった。依頼人の夫の浮気相手を調査していたある日、もう1人、浮気相手がいることがわかった。

 だが、写真がなくて特定できない。「この人でいいか」とそれらしい女性を尾行し、レンタルビデオ店に入った。彼女は立ち止まって小暮を見ているので、警察に通報されたと気づいて逃げようとしたが間に合わず、警察署に連行された。警察官が呼んだ女性の名は調査対象者の名だった。うわぁビンゴだったんだ。

 意外な経歴を持つ実際の探偵10人に取材した、ノンフィクション。

(駒草出版 1650円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議