「マンガでわかる!認知症」和田秀樹著 ねこまき絵
年をとった親と話がかみあわなくなった。それは耳が遠くなって、言っていることが聞き取れないためかもしれない。親の方は聞き返すのが面倒だったり恥ずかしかったりして、とんちんかんな返事をし、「新しい情報」や「現実の情報」をインプットできなくなる。親の聴力や視力が衰えていることに気づいたら、早めに耳鼻科や眼科を受診し、補聴器や眼鏡を活用することで、コミュニケーションの「ズレ」を回避することができる。
また、要らないものを買い込んでしまう「買い物依存症」は、愛情に飢えているのが原因の場合があるので、コミュニケーションをよくすることが大切だ。
マンガで認知症の実態や対処法をわかりやすくアドバイス。
(リベラル社 1540円)