「乙女塾」花島優子は…母校で演技指導、事務パート、菊栽培
■夫はサラリーマン大工
さて、花島さんは89年、フジテレビのアイドル養成講座「乙女塾」の3期生として数万人の応募者の中から選ばれた。
「そのオーディションがちょうど『美少女仮面ポワトリン』の主人公選考時期と重なり、ワタシが目に留まって選ばれたようです。自分としたら夢みたいな展開で、衣装合わせの日まで信じられない気持ちでしたね」
用意されたスカート丈は膝上だった。それが「もうチョイ、もうチョイと切られ、最後は超ミニになっちゃった」とか。
「おまけに、ですよ。アクション担当の監督が、カメラをまたいでジャンプしろ、なんて注文をつけるんです。まだ花も恥じらう17歳。超ミニでさえドキドキなのに、まったくもう…、ハハハ」
その場面は結局、放映されなかったそうだ。しかし、花島さんの超ミニ姿はお父サンからも絶大な支持を受け、日曜朝9時スタートながら、平均視聴率15%を記録した。「ポワトリン」終了後は「大岡越前」のレギュラーを1年間務め、テレビCMにも多数出演。美人女優として活躍していたが、4歳年下の「弟の友人」と婚約したのを機にアッサリ引退。今春、都内の私立大学に進学した長男と高校2年の長女に恵まれた。
「パパは工務店勤務のサラリーマン大工。拘束しないタイプですから、チャンスがあったら、また芸能界で仕事をしたいなっと思ってます」
市内に4人暮らしだ。