ド派手レスラーS・ジニアスさんは隠れた“人気トレーナー”

公開日: 更新日:

 もう一冊は「嗚呼、どトンパチ…」。

「こっちはプロレスに関する面白エピソードを満載しました。残念ながら、2冊とも自費出版どまり。いつか正式なルートで販売したいと思ってます」

 セッド・ジニアスさんといえば、“鉄人”ルー・テーズとの因縁も知られている。

「初めて会ったのは昭和62年でした。当時、71歳だった彼は離婚やビジネスの失敗で経済的な苦境に立たされていた。バージニア州ノーフォークのオンボロアパートに住んでてビックリしたのを覚えてます。で、彼はワタシの両親に毎月のコーチ料と生活費に7000ドル(当時のレートで約100万円)を要求し、それでいて自分で教えることはまったくなく、おまけにワタシはバスタブもエアコンも電話もない、屋根裏みたいな部屋をあてがわれた。両親は事情が分からず、彼に言われるままに約1000万円くらい払ったようです。滞在期間? たったの8カ月ですよ」

 おまけに「アメリカの有力プロレス団体への紹介」「ルー・テーズ主催のプロレス世界ツアーへの参戦」など入門時の約束はことごとくほごにされた。

「もちろん、プロレスラーとしてのルー・テーズは尊敬してますよ。ただ、“鉄人”とかいわれると……」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」