元関脇・若翔洋 加古川で墓石会社の広告塔になっていた
山のような筋肉のたくましい体つきから、“ポパイ”の愛称で人気だった元関脇の若翔洋関(48)。二子山部屋が全盛を誇った時代の看板力士のひとりだった。97年九州場所を最後に引退してからは部屋付親方「音羽山」として後進の指導に当たっていたが、00年3月、横綱若乃花引退とともに角界を去った。さて、今どうしているのか。
「今のメーンは兵庫県南西部地域でトップクラスの、霊園開発および墓石販売を行う『山石』の広告宣伝部門、山石ピクチャーズの専属タレントだね。10月4日からは加古川市内に本社があるコミュニティーFM『BAN-BANラジオ』で毎週土曜日午後9時スタートのグルメドラマ『ごっちゃんです!』の主役も張ってる。そう、オレもついに役者デビューってわけさ。今んところはまったくのローカル役者だけど、ハハハ」
兵庫県加古川市。JR加古川駅から徒歩5分の山石ピクチャーズあさりスタジオで会った若翔洋さん、こう言って182センチ、150キロの巨体をユッサユッサ揺すった。
「加古川市内の1LDKマンションに一人暮らししてる。もちろん、住民票もちゃんと移したし、もうすっかり播州の人間だよ」