松本人志「視聴率ツイート」でテレビ業界再編の可能性も?

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 翌15日には、8日放送の千鳥の「相席食堂」(ABCテレビ)の2度目の全国区・ゴールデン特番について、「これぞ勉強不足のバカライター。コア視聴率はしっかりとってる。じゃないと第二弾あるわけない」と強めにつづった。世帯平均視聴率は5.8%(同)で、前回より1.1ポイント減ながらも安定の数字ともいえる。

 松本は「ワイドナショー」(フジテレビ系)ではかねてから視聴率報道に異論を唱えており、「人は見たい番組ほど録画する」と録画率の高さを重要視すべきだと訴えていた。「キングオブコントの会」は、スポンサー獲得のキーとなる49歳以下のコア視聴率、タイムシフト(録画)視聴率が高い。さらに、在京民放キー5局の無料配信サービス「TVer」のランキングも上々で、また19日に放送された「まっちゃんねる」(フジテレビ系)はいずれも上位にランクインしており、オンタイムで見なくてもしっかり視聴率は稼いでいる。

「今回、松本さんがコア視聴率の存在をツイッターと民放で声高に話した意味は大きい。配信番組が急増・増益している今、地上波の価値基準は視聴率だけじゃないと視聴者に気づかせました」(エンタメライターの伊藤雅奈子氏)

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