糖尿病、高血圧、痛風・高尿酸血症はどれも、病状が進行すると、腎臓も悪くなる。
「慢性腎不全など腎臓病の人が過剰に水分を摂取すると、それを処理するために腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなり、低ナトリウム血症や意識障害を起こすことがあります」
腎機能低下がすでに見られている人は、必要な水分量について主治医の指示を仰ぐべきだが、自分でできることとしたら、毎日の体重測定だ。
「急激な体重変化は水分によるものと考えられます。減少していれば意識的に水分を摂取し、増加している場合は塩分を控えてください。塩分摂取過多は水分貯留を招きます」
夏を無事に乗り切ろう。