健康オタクが脳内出血 親類から“異変”指摘が発覚のきっかけ

公開日: 更新日:

「“竹澤さん、脳に障害が起きているようです。急いだほうがいいでしょう”と言われたのです」

 同クリニックの院長はすぐに区内の総合病院に連絡した上で、次のように告げたという。

「たまたま、私と親しい脳神経外科医がおりましたから、病院で待っているようです。すぐに行ってください。ご家族も呼んでおいてくださいね」

 竹澤さんは、その足で指定された総合病院に向かい受付で妻と合流。CT(コンピューター断層撮影)などの検査を受けた後、担当医からこんな説明を受けた。

「脳内出血を起こしています。その原因は、高血圧がおよそ7割を占めます。でも竹澤さんの場合、高血圧が原因ではなさそうです。外傷など何らかの原因で脳内の血管が破れてしまい、脳の中に少しずつ出血していた。とにかく今は、原因の究明よりも治療を最優先しましょう」

「脳内出血」は、脳内の血管が破れ、大脳や小脳など脳の中で出血する。破れた血管の部位にもよるが、頭痛、嘔吐、意識障害、感覚障害、運動まひなどを起こす。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  2. 2

    小泉進次郎氏が自民総裁選に出馬意向も評価真っ二つ…《こいつだけはダメ》が噴出するワケ

  3. 3

    石川佳純がパリ五輪キャスター“独り勝ち”の裏で福原愛が姿消す…マイナスイメージすっかり定着

  4. 4

    「海のはじまり」は地に落ちたフジ月9の象徴か…TVコラムニストが薦める意外な視聴者層

  5. 5

    「建築界のノーベル賞」受賞の権威が大阪万博をバッサリ!“350億円リング”「犯罪だと思う」

  1. 6

    男子バレー髙橋藍の胸から消えた「ネックレス」の謎…1次Lから着用も、イタリア戦では未装着

  2. 7

    石川佳純の争奪戦からフジテレビが脱落情報!五輪キャスター起用でアドバンテージあるはずが…

  3. 8

    総裁選に出馬表明の小林鷹之氏やたら強調も…育った家庭は全然「普通」じゃなかった

  4. 9

    柔道ウルフ・アロンが“弟分”斉藤立を語る「仏リネール選手はタツルに持たれることを恐れていた」

  5. 10

    男子バレーに危険な兆候…“金メダル級”人気はパリ五輪がピーク? 28年ロス大会へ不安山積