民主岡田代表は2度手術 「網膜剥離」はこんな人がなりやすい

公開日: 更新日:

 民主党の岡田克也代表が、昨年末に手術を受けた左目の網膜剥離が再発して再手術を受けた。5月には3度目の手術を行う予定だという。特殊なケースで起こる病気というイメージがあるが、誰にでも起こる可能性がある。なりやすい人もいるというから注意しておきたい。

 網膜剥離は、眼球の内側にある網膜という膜が剥がれて起こる。悪化すると急激に視力が低下し、失明する危険もある病気だ。

 眼球の中央部分は「硝子体」と呼ばれるゼリー状のもので占められていて、その硝子体は光を感じる神経の膜「網膜」に包まれている。年を取ると、硝子体のゼリー部分と水分との分離が進み、硝子体が前方に移動して後方は水だけが取り残された状態になる。

 この時、硝子体の一部と網膜に癒着があると、癒着している部分の網膜が眼球の動きに従って強く引っ張られ、網膜が裂けて穴が開く(網膜裂孔)。これをそのまま放置しておくと、できた穴から網膜の下に水分がどんどん入り込み、網膜が剥がれてしまうのだ。

 清澤眼科医院(東京・江東区)の清澤源弘院長は言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高野連を直撃「甲子園でリクエスト制度なぜ導入されず?」

  2. 2

    これも防災対策のひとつ? 「ソーラー充電器」は買っても秘密にしておけ

  3. 3

    大谷は連日の一発、メジャー6人目「40-40」目前…それでも「未来が見えない」根本原因

  4. 4

    加橋かつみさんが憧れたストーンズ「サティスファクション」はザ・タイガースの原点でもある

  5. 5

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  1. 6

    小泉進次郎の自民総裁選出馬に暗雲…「3つのネガティブ材料」で“客寄せパンダ”に急激な引き潮

  2. 7

    小林鷹之氏のカネ集めは「古い自民党」そのもの…初入閣後にハイペースでパーティー開催

  3. 8

    Number_iに囁かれるキンプリ遺産の食い潰し…サマソニで持ち歌少なくデビュー曲を2回披露

  4. 9

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 10

    「ブラックモンブラン」竹下製菓が最大の危機に…事業拡大の矢先、右腕の夫と会長の父に先立たれ