渡哲也も…「急性心筋梗塞」は生真面目&飲めるクチほど危険

公開日: 更新日:

 だから、「急性」は発症するまで症状が表れにくい。渡も突然の胸の痛みに驚いてすぐ受診。発症から間もなく治療を受けられたのが幸いし、九死に一生を得た。では、「急性」は、どんなことがキッカケになるのか。

「たとえば、夜遅くまでプレゼン資料を準備し、寝不足で出社。資料の最終確認を行ってから、いざ発表の場に臨み、終わったら、みんなで疲れをねぎらおうと、飲み会へ……。そんな生活が急性心筋梗塞を引き起こすキッカケになります。検査数値がクロとは言い切れない状態でも、こういうことがあると、特に血圧が急上昇します。それがよくないのです」

 仕事の「ストレス」は、重要な仕事を任された場合だけでなく、上司とのトラブルや左遷などもある。私生活では、不幸や離婚もつらい。そういう「緊張状態」は交感神経を高ぶらせ、「血圧」を上げる。「睡眠不足」も血圧を上昇させ、「喫煙」「暴飲暴食」もよくない。たとえば、仕事にマジメで、遊びもシッカリ、仕事の疲れは飲みながら発散するようなタイプが危ない。

 一つ一つのリスクは大したことがなくても、ストレスや怒り、悲しみなどのはけ口として、ある時、そのうちのいくつかが重なると、血圧がホップステップで上昇。いつものベースラインより高くなるから危ないのだが、ちょっとした運動が引き金になることもあるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動