「抜け毛対策」は頭皮ケアで 8月の紫外線ピークへ“先手必勝”
紫外線対策として真っ先に思い浮かぶのは、サングラスや日焼け止めだろう。が、もうひとつ忘れちゃいけないことがある。抜け毛対策だ。
リアップなどを手掛ける大正製薬によると、洗髪時の抜け毛は、9月が最も多く約250本(4日間)。たった1回の洗髪で60本以上も排水溝に流れ落ちてしまう。最も少ない5、6月は半分以下。その差が、紫外線の影響だという。
「紫外線はこれからますます強くなり、8月にピークを迎えます。しかも暑く、頭皮が蒸れやすいので、毛穴に汗やごみがたまりやすい。紫外線のダメージや毛穴の環境悪化が重なって、毛根の状態が悪化。それが積もり積もって、9月に抜け毛が最も多くなるのです。そういう悪い流れを断ち切るため、抜け毛対策は今のうちに手を打つのが大切なのです」(同社広報担当者)
抜け毛対策の一番は、じりじりと紫外線のダメージを受けた頭皮ケア。ヘアケアシャンプーなどで爪を立てずに優しく洗う。育毛剤や発毛剤は、頭をよく洗って、汚れを落としてからだ。
「女性は年齢を重ねるごとに頭皮の皮脂量が減るのですが、男性はそもそも女性より皮脂量が多い上、年を重ねても減りません。だから、中高年ほど、この時季の抜け毛対策として、シャンプーが欠かせません」(同担当者)
きょうから始めよう。