入院1日遅ければ…TKO木本武宏は好酸球性肺炎で死を覚悟
水の噴射後、すぐに管でバキュームすることで肺の組織が無事に採取できて、その結果、好酸球性肺炎と確定されました。薬が投与されると、スッと楽になったのがわかりました。
ボクの好酸球性肺炎の原因は、たばこでした。実はそれまで8年間禁煙していたんですけど、その頃にちょっと吸い始めてしまっていたんです。医師によると、そういう人がかかりやすいんですって。たばこの銘柄を変えるだけで、そうなる人もいるんだそうです。
あと、肺炎と風邪の違いは「食欲があるかないか」がひとつのポイントだそうです。症状がひどくても食欲が落ちない場合は、肺炎を疑ってみてください(笑い)。
入院中、肺は楽になりましたが、逆に咳はひどくなりました。内科病棟がいっぱいで整形外科の病室に入院することになってしまったので、骨折などで入院している人からの「うつるんじゃないのか」と訴える声も聞こえました。看護師さんは「うつりませんから」と説明してくれたのですが、丸2日間は咳が止まらない。つらかっただけでなく、すごく肩身が狭かったです。電車がゴトンゴトンと揺れるような間隔で、昼夜を問わずずっと咳が続くんですから……。