もうすぐ100歳 “現役最高齢芸人”内海桂子が説く元気の秘訣
100歳まで、数えであと4年。シャンとし続けるためには色気も大切だという。師匠は19年前に24歳年下のマネジャー兼務の成田常也さんと結婚。今も浅草を手をつないでデートする。
「亭主は、私がちょっとでも年寄りくさく背中を丸めたり、乱れた髪をしているとイチイチ指摘してきます。正直、『うるさいな』と思う時もありますが、ちゃんと直します。高価な着物が欲しいとは思わないけど、野暮な格好もしたくない。同棲30年だから、アッチの方はご無沙汰だけどね(笑い)」
■年齢に制限を設けたらダメ
家では成田さんが食事の支度をし、肉も野菜もまんべんなく食べる。夜は1合程度の晩酌を欠かさないが、外食でおいしい料理に舌鼓を打つ時だけは制限ナシ。取材の日は、舞台を終えると夫婦がよく行くという浅草の老舗洋食屋「ヨシカミ」へ。カリカリのフライドポテトと肉汁がジュワーッと広がる名物のカツサンドを肴に、日本酒をグイグイとやっていた。
「シャンパンも好き。年に一度の夫婦の記念日にはついつい1本空けちゃいます。でも寝酒だけは禁止。『寝酒をしたら離婚です』と亭主に言われています」