研究者は「オーガニック食品に切り替えた場合に、体内に取り込まれる農薬など、汚染物質が劇的に減少するからではないか」との仮説を立てています。また、ハーバード大学の栄養学者らは、「食品から取り込んでいる農薬が、がんのリスクと関係があるとするこれまでの研究とも一致する」とコメント。
しかし一方で、「通常の食品より高価なオーガニック食品を購入できる経済状態にもかかわらず、食べていない人は全体的に健康への意識が低く、そのためにがんのリスクが上がっている」という批判の声もあります。今後、さらなる研究が期待されています。