起因する病気が60個も…断酒・減酒のコツを専門医に聞いた

公開日: 更新日:

 飲酒と認知症の関係も注目されている。日常的に40グラム以上のアルコールを摂取している人は、そうでない人と比べて認知機能が下がる可能性を指摘されている。

 40グラムのアルコールとは、アルコール度数が5度のビールの場合、500ミリリットルの中瓶2本分に相当する。毎日、晩酌でこれくらいの量を飲んでいるという人も少なくないだろう。

「アルコールが健康にもたらすメリットはなく、病気のリスクは飲めば飲むほど高くなります。飲まないに越したことはありません」

 ただし完全な断酒ではなく、現在の酒量を減らすだけでも体やメンタルの健康度はアップする。男性の場合、1日の平均アルコール摂取量を40グラム以下、女性の場合は20グラム以下にすれば、生活習慣病のリスクを下げることができる。

「1日の平均アルコール摂取量が60グラム以上の人、γ―GTPの数値が高かった人は、まずは減酒に取り組んでください」

■断酒が無理ならまずは「減酒」

 では、具体的にはどのようにして酒量を減らしていけばいいのか。湯本医師がすすめるのはレコーディングだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係