求婚の夜に告知が…はんにゃ川島章良さんが腎臓がんを語る

公開日: 更新日:

 それでも、10日には歩いて退院し、12日にはステージに立ちました。僕の仕事はお笑いですから、病気のことを知ったら笑ってもらえなくなるんじゃないかと心配で、公表しませんでした。でも、ポッコリ出たお腹もネタにしていたのに傷痕が痛々しくて裸になれず、だんだん隠しきれなくなっていきました。

 大病を経験したとはいえ、僕はラッキーでした。自覚症状がなく、疑って検査を受ける人が少ない病気で、検査をしても見つかりにくいそうですから。僕も自覚症状ゼロだったのに、たまたまお医者さんが「ちょっと怪しい」と見つけてくれたから助かった。お医者さんに「奇跡ですよ」と言われました。

 もし、赤ちゃんができていなかったら、結婚を決意していなかったら、人間ドックを受けることもなかったと思います。そうなると、病気の発見が遅れて今頃……と考えると恐ろしい。赤ちゃんと彼女――今の奥さんに救われた。大切にしなきゃな、と思います。退院後、奥さんも相方も変に気を使わず、それまでと同じように接してくれて、病気を忘れさせてもらえたのもありがたかったですね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」