我慢が必要なダイエットはやってはいけない…医師が警告

公開日: 更新日:

 薄着の季節になってきた。ダイエットに何度かトライしてきたが、失敗してリバウンドを繰り返している人もいるだろう。

「その大きな原因は、『維持』を考えていないことです」

 こう指摘するのは、東京慈恵医大教授の横山啓太郎医師(同附属病院腎臓・高血圧内科行動変容外来診療医長)だ。

 横山医師はダイエットを患者に指導する際、一つの方法として、「自分が太る理由として、何が問題か」と患者自身が思うことを紙に10個書き出してもらう。そして、そのうち一番悪いと思うことから順に1~10の番号をつけてもらう。

「その上で、一番悪いと思うものをやめられますか?と聞きます。できるという人には、本当に?とさらに聞きます。すると、二番目はどうかな…という声が出てきたりします」(横山医師)

 そこで勧めるのは、一番悪いと思う問題点と二番目に悪いと思う問題点を同時にやめるのは「やめなさい」ということ。それよりも、ハードルが低いものをやめることから始めるように言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…