我慢が必要なダイエットはやってはいけない…医師が警告

公開日: 更新日:

 これには、横山医師が長年にわたって生活習慣改善をしてきたことに加え、自身の経験も関係している。

「私は57~58㌔が適正体重で、何も考えないで行動していると62㌔まで体重が増える。一方、白米とビールを飲まなければ56㌔まで簡単に落ちます。しかし、白米とビールを一生やめられますか、ということ。瞬間的に56㌔に到達できても、白米とビールを取り始めたらすぐに太るのです。だから決めているのは、白米を食べた日はビールを飲まない、ビールを飲んだ日は白米を食べない。ハードルが高い決まりごとを一度にしない」(横山医師)

 ダイエットをするなら、その後の維持に重きを置かなくてはならない。そしてそのためには、ハードルの低い、一生続けられる方法でなくてはならない。

 もし、患者が維持を視野に入れていないダイエットを考えているとしたら 「僕は、ダイエット開始はまだ先ですよ、と言います」(横山医師)とのことだ。横山医師は4月からは附属病院に加えて慈恵医大晴海トリトンクリニックでも行動変容外来を開設した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース