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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

Googleシートは蓄積されたデータからグラフを作れる

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 なお、Withingsの体重計はBMIを計算する機能を持っていますが、IFTTTで吸い上げる仕様にはなっていません。しかし、BMIは体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割ったものなので、シート上で簡単に計算できます。

 もちろん、メーカーのアプリを使えば、こんな面倒をせずにデータの蓄積や閲覧ができます。

 メーカーが提供するサービスだけで満足できれば、それに越したことはありません。

 しかし、世界はモバイル・ヘルスに大きく舵を切り始めています。それに1社ですべてをカバーできる時代は終わりつつあります。

 米国や中国のベンチャーが、24時間連続で血圧を測定できる腕時計型の血圧計や血糖値計を続々と実用化しつつあります。

 自宅で簡単に血液検査ができ、データをスマホに自動的に記録できる装置もできています。それらの装置やサービスは、単独では守備範囲が狭すぎるため、早晩IFTTTや同様の連携サービスに対応することになるはずです。

【連載】中高年でもできるマイ健康管理アプリ

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