「子宮筋腫」で生理がつらい…知っておきたい4つの治療法

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 なおUAEは、子宮動脈にカテーテルを使って動脈をふさぐ塞栓剤を入れ、血流をとめて子宮筋腫を徐々に縮小させる治療法だ。

「子宮筋腫は命にかかわる病気ではありません。その人の最終ゴールは何かを考えて治療を決めるべき。今は高年齢でも生理があれば出産の可能性がゼロではありません。本人は妊娠を希望しないと言っても、その点はかなり確認します」

“最終ゴール”といえば、再発の可能性も考えたいポイントだ。

 再発の可能性がゼロなのは子宮全摘術。それ以外では、再発の可能性がある。また子宮全摘術も、開腹もあれば、腹腔鏡手術のように腹部の傷痕が小さく、入院期間も短い方法もある。

 実は先に挙げたUAEだが、2014年から保険適用で、局所麻酔のため体への負担が少なく入院期間も短いというメリットがあるものの、子宮筋腫の治療の説明の際、提示されないケースがある。

「恐らく、UAEをやっている施設が少ない、UAEについて医師が詳しく知らない、放射線科が担当する治療法なので病院に導入しづらい……などの理由があるのでしょう。UAEに限らず、すべての治療にメリット、デメリットはある。本来は最初にすべての治療を横並びで説明されるべきですが……」

 気になる場合は、UAEも行っている医療機関に相談した方がいいかもしれない。

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