著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

スイカにはトマトの1.4倍のリコペン 朝の一切れが若返りに

公開日: 更新日:

「夏の果実の王様」などと呼ばれるスイカは果肉の約95%が水分(果汁)で、このうちのたった4~6%が糖分です。甘いから太ると思われがちですが、たくさん食べ過ぎなければ問題ない糖質量ではないでしょうか。  そんなスイカの中にはたくさんの栄養素が含まれています。

 まずは、「リコペン」。トマトの回でもお話ししましたが、実はスイカにもリコペンが多く含まれ、同量比較するとトマトの1.4倍といわれています。リコペンは活性酸素を除去する力が強い抗酸化力が大きく、朝が一番体に取り込みやすいのです。動物実験で、体脂肪の燃焼を助ける効果があることもわかっています。

 また、β-カロテンから変換されるビタミンAのほかに、コラーゲン線維の合成に関与するビタミンCが含まれています。美容に良い栄養素がたくさん含まれているスイカ。日差しも強くなる今の季節、朝食時に200グラムを限度に食べてみるといいでしょう。

■スーパーアミノ酸が動脈硬化を防ぎ免疫アップ

 さらに、最近話題になってきているのが「シトルリン」という栄養素(アミノ酸)です。ほかの果実にはほとんど含まれず、「スーパーアミノ酸」などとも呼ばれています。なぜそんなに注目されているのでしょうか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主